Z400FXを冬眠から目覚めさせるために
去年(2010年)の8月から車検切れで不動が続いているZ400FX。長~い冬眠から目覚めさせる為、車検の準備を進めていくことにします。
CRキャブレターのファンネルに網をつける
いわゆるファンネル剥き出しの「直キャブ」状態だと車検に通らないということなので、ファンネルに網を付けます。が、専用のものは持っていないのでホームセンターで物色し「茶こし」を用意。
適当にカットしていきます。
切り取った網をかぶせて、針金で固定。
ビニールテープぐるぐるまいて完成。
4気筒だけにこの作業を×4回。
お手製の網付きファンネルができました。
いろいろと問題が発生(泣)
さっそくキャブに装着してエンジンをかけてみると、どうも調子が悪い…。一応4気筒全て熱くはなるのですが、3発っぽい音。加えてむちゃくちゃバックファイヤー。プラグを疑いすべてを新品にしてみるもののも症状は変わらず…。そしてしばらくするとフロートからガソリンだだ漏れに…。
これはもうキャブをばらしてみるしかないと思い(キャブのばらしは人生未経験)、Oリングなどをネットで注文。
CRキャブレターの清掃
ネットで注文したパーツが揃ったので、人生初のCRの清掃に着手します。ついでにステッカーもちゃっかり買っちゃっています。
さくさくとバラしていきましたが、写真よりさらにバラすと元通りにする自信がなかったので、発注したパーツをすべては使わずバラしはここまでとしました。
取り出したジェットやニードルなどに、エンジンコンディショナー(泡タイプ)を吹きかけてみます。すると、かな~り強烈な臭い…。ほとんどが、ばっちりと綺麗になるも、メインジェットとスタータージェットがそれぞれ1つづつ頑固に詰ってる…。このせいで3発なんだな?と思いながら、さらにエンジンコンディショナーを吹きかけなんとか開通。画像は清掃前。
そして、パーツクリーナー、缶エアー(PC用の)を吹き、ガスケットなど交換できるものは新品に交換して元通り組み立て。仕上げにシリコンスプレーを吹きかけてできあがりです。
車体に組み付け、事前に受け取っておいた仮ナンバーで公道に繰り出してみようとするものの、
キュルルルルル、
キュルルルルル、
キュルルルルル、
「ん?あれ? あれれれれ? まさかかからない?」
と思いつつもさらにもう一度回すと…
ブォンッ!!!
「キターーーッ!しかもきれいな4発の音!うぉーーー!」
ということで、辺りを軽くパトロール。さすがに半年冬眠していたバイクなので、もうちょっと調整が必要ですが、車検場へも自走でいけそうなので、復活の日近し!