Z400FX

Z400FXの復活へ向けて

2011年4月17日

Z400FXを冬眠から目覚めさせるために

去年(2010年)の8月から車検切れで不動が続いているZ400FX。長~い冬眠から目覚めさせる為、車検の準備を進めていくことにします。

CRキャブレターのファンネルに網をつける

いわゆるファンネル剥き出しの「直キャブ」状態だと車検に通らないということなので、ファンネルに網を付けます。が、専用のものは持っていないのでホームセンターで物色し「茶こし」を用意。

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適当にカットしていきます。

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切り取った網をかぶせて、針金で固定。

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ビニールテープぐるぐるまいて完成。

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4気筒だけにこの作業を×4回。

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お手製の網付きファンネルができました。

いろいろと問題が発生(泣)

さっそくキャブに装着してエンジンをかけてみると、どうも調子が悪い…。一応4気筒全て熱くはなるのですが、3発っぽい音。加えてむちゃくちゃバックファイヤー。プラグを疑いすべてを新品にしてみるもののも症状は変わらず…。そしてしばらくするとフロートからガソリンだだ漏れに…。

これはもうキャブをばらしてみるしかないと思い(キャブのばらしは人生未経験)、Oリングなどをネットで注文。

CRキャブレターの清掃

ネットで注文したパーツが揃ったので、人生初のCRの清掃に着手します。ついでにステッカーもちゃっかり買っちゃっています。

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さくさくとバラしていきましたが、写真よりさらにバラすと元通りにする自信がなかったので、発注したパーツをすべては使わずバラしはここまでとしました。

取り出したジェットやニードルなどに、エンジンコンディショナー(泡タイプ)を吹きかけてみます。すると、かな~り強烈な臭い…。ほとんどが、ばっちりと綺麗になるも、メインジェットとスタータージェットがそれぞれ1つづつ頑固に詰ってる…。このせいで3発なんだな?と思いながら、さらにエンジンコンディショナーを吹きかけなんとか開通。画像は清掃前。

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そして、パーツクリーナー、缶エアー(PC用の)を吹き、ガスケットなど交換できるものは新品に交換して元通り組み立て。仕上げにシリコンスプレーを吹きかけてできあがりです。

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車体に組み付け、事前に受け取っておいた仮ナンバーで公道に繰り出してみようとするものの、

キュルルルルル、

キュルルルルル、

キュルルルルル、

 

「ん?あれ? あれれれれ? まさかかからない?」

と思いつつもさらにもう一度回すと…

 

ブォンッ!!!

 

「キターーーッ!しかもきれいな4発の音!うぉーーー!」

 

ということで、辺りを軽くパトロール。さすがに半年冬眠していたバイクなので、もうちょっと調整が必要ですが、車検場へも自走でいけそうなので、復活の日近し!

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