Z400FX

Z400FXのオイル交換、バフ掛けカバー類交換

Z400FXのカバー類をバフ掛け

バフ掛け前の状態

以前ヤフオクで落札しストックしておいた純正のポイントカバー、スプロケットカバー、クラッチカバー、ジェネレーターカバー、ヘッドカバー。これらをバフ掛けして取り付けようと思い、早数年。やっとこさ腰を上げ、どの業者に依頼しようか?と調査。雑誌などでの有名どころとしては「根岸研磨」さんが有名だと思いますが、「浅利研磨」さんに依頼することに。

決めた理由は、

・電話での対応

・インスタへのアップ頻度

・隣県にある

という3点でした。

バフ掛け発送準備の前に

依頼する業者が決まったところで、スプロケットカバーの裏側を見てみると、なにやらふたつのプレートが。せっかくの機会なのでできれば裏側もある程度きれいにしたいですし、このままではきっと業者やりづらいので外すことに。けれど、ボルトが固着していて外れません…。ケミカルを使ったり、叩きながら回したりといろいろやってみたところ、無残にもなめました…。

みごとなまでになめてしまったボルト

最後の手段とばかりに、バイスプライヤーでガッツリとボルトの頭を挟み、モンキーで回すと、やっと外すことに成功。旧車の整備にはこういったものもつきものなので、いろいろな技を覚えておきたいものですね。今回初めて使いましたが、ネジザウルスのバイスプライヤーの威力はすごかったです。

バフ掛け発送準備

まず、現状の写真を撮影しプリントアウト。それぞれのパーツに番号をふった上で「指示書」を書きました。すべて「鏡面仕上げにしてください」といったような依頼だと簡単ですが、スプロケットカバーの内側、スプロケットカバー内側にある2つのパーツの腐食がひどかったので「見えない部分なので鏡面にしていただく必要はありませんが、まあまあきれいにしていただきたい」という内容を書きました。

バフ掛け終了、受け取り

納期は混み具合によって前後するそうですが、僕の場合はお盆を挟んでいたこともあり、発送してから約3週間で受け取りとなりました。途中、「スプロケットカバーの内側とかどうしましょう、ブラスト当てるのがいいですかね?」と、一度電話をいただき「お願いしますと」伝えました。こういったことを確認いただけるのは、ありがたいですね。

全ての作業が終わった時点で、再度電話をいただき、支払いの確認。そして入金、発送、受け取りという流れ。で、到着したものがこちらです。

バフ掛け後に届いたもの

プロの手によってバフ掛けされたものはやはりさすがの仕上がり。ビフォーと比べると、完全に別物です。ちなみに費用は、全部で23,276円でした。

こちらは、ポイントカバー、ジェネレーターカバーのビフォー

プロの仕事はさすがのひところ。最高の仕上がり

さっそく、交換を。と思ったところ、ガスケット各種がない…。注文して、オイル交換のタイミングで既存のものとすべて入れ替えることにしました。

Z400FXのオイルを交換

サクッとマフラーを外して、オイルを抜きます。久しぶりのオイル交換だけに、やはり汚い…。Oリングやガスケットなど、すべて純正品にて交換します。

揃えた純正部品など

入れるのは、MOTUL300Vの10w-40。Z400FXは、規定量は3Lですが、オイル交換の際は2Lちょっととなります。

マフラー塗装

恒例の青空塗装。風が強くなければ、普通に綺麗に仕上がります

オイル交換時以外、外すことのないマフラー。やはり少し錆が発生していました。「あぁ、やはり。塗装するかぁ〜」と、一手間入れることに。240番の紙ヤスリで錆を落とし耐熱塗装します。いつも使っている塗料は近くのホームセンターで簡単に買えるこれです。

Z400FXの各カバーを取り付け

オイルを入れる前に、カバー類を取り付けていきます。ジェネレーターカバーやクラッチカバーからオイルが漏れるからです。と、思いきやZ1000Mk2と違い、Z400FXってジェネレーターカバー内にはオイルがこないみたいで、拍子抜け…。

でカバーを付ける前に、ちょっと一手間入れます。

スプロケットカバー組み立て

まずは、スプロケットカバー裏側の組み立て。付いていたボルトはすべてなめてダメになってしまったので、純正ボルト&ワッシャーを。

純正ボルトとワッシャー

ブラスト当てていただいたこともあり、きれいで気持ちいい裏面

クラッチカバーのオイル窓を交換

バフ掛けしてもきれいにならないオイル量確認の窓。ついていたものは曇っていたので、純正新品に交換します。

右が純正新品

ポイントカバー&ジェネレーターカバー塗装

純正新品時に入っていた墨も、完全に消えている状態なので、塗装することにしました。色々調べてみるもどれが正解か分からず、ひとまず200円程度のラッカースプレーで塗装してみます。カップにスプレーを吹き付け、溜まった塗料に筆を付け墨入れ。そして、翌日。パーツクリーナー吹いただけで、塗料が剥がれるという結末…。まさにトライ&エラーとはこのこと。

次なるは、外周部のみマスキングして、最後にフィンや文字をヤスリで削る作戦に。

はじめにシリコンオフで脱脂。

そして、イエローハットに売っていたこちらの塗料で塗装&マスキング剥がし。

塗装後、すぐにフィンや文字を削ろうとしても完全硬化していないので削れません。完全硬化には熱を入れる必要があるということで、オイルを入れて組み立て、珍しく夜走りへ。すでに涼しい時期なので、必要温度に達したかどうかは定かではありませんが…。

少しだけヤスリをあててみた状態

Z400FXのオイル交換、各カバー類交換完了

なんだかんだと日数のかかった、各カバー類の交換完了です。未だ軽くヤスリを当ただけなので細かな部分が甘い仕上がりですが、ぼちぼち仕上げていこうかと。また、ヘッドカバーに関してはどうせ開けるなら、タペット調整なんかも同時がいいので、またおいおい交換することにしました。

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