KZ1000Mk2で白水湖へ
夕方、なにげなしにテレビのニュースを見ていると、知る人ぞ知る絶景スポットとして紹介されていた「白水湖」。岐阜県の白川郷からおよそ40分の距離にある湖です。昨年、何かでこの湖を知りバイクで向かいましたが、最後の山道がなんと通行止め。残念な気分で引き返してきたことを思い出します。
明日の天気予報は一日中晴れマーク、現在は通行止めされてない、夏ももう終わり。となれば、やっぱりリベンジに行くしかないでしょう。
高山市中心部から白水湖へ
今回のルートは、
1、高山IC
2、飛騨清見IC
3、158
4、156
5、451
というgoogle mapによると1時間30分ほどのコースです。
荘川の五連水車
飛騨清見ICで高速を降りると、ゆるやかなカーブが続く158へと出ます。しばらく走ると、左手に突如現れた大きな水車。直径13mものを筆頭に5つの水車が並んでいます。なんでも五連水車としては日本一の大きさのもので、その動力を利用してそばを挽いているのだそう。ここは荘川町にある「そばの里」というところです。
御母衣湖
水車を後にし、さらに進むと158から156へと入っていきます。すると右手に「御母衣湖」が続くのですが、これがまた水の色がとてもきれいなんです。ただ残念なことに、バイクのスピードで走っているとなかなか絶好の写真スポットを見つけられません。キャンプ場もあるので、またちゃんと目的地としてきたい場所のひとつです。
「白水湖へと続く道」
156をすばらく進むと、左手に「白水湖」へと続く451が見えてきます。左折すると、昨年は固く閉じられていたゲートが事前情報通り開いています。ワクワクした気持ちで451を進むとまず見えてくるのが、崖下に川や小さい滝。淡い青味を帯びた水の色が美しく、目的地到着前にしばしの間、目を奪われます。
その先にあったのが、「白山国立公園」のサイン。
そしてその先からは、直線はほぼなくカーブが続いていきます。カーブミラーは少なく、車2台がすれ違えるところも少ないので、2〜4速あたりで、時折道に現れる陥没箇所や水溜まりを避けながら、ゆっくり進んでいきます。
白水湖に到着
遂に岐阜県の隠れた絶景「白水湖」に到着。ふたつ駐車場があり、ひとつは舗装されたものでそのすぐ横に「レイクサイドロッジ」があり、もうひとつは未舗装のもので、湖を視界いっぱいに見られるものです。
とにかく「白水湖」がどういったものかを見たかったので、未舗装の駐車場へ。すると山奥にあるとは思えない湖が目前に広がっていました。
ロッジでは、コーヒーの他、軽食も。またすぐ近くにあり、湖を望みながらお風呂を楽しめる「大白川露店温泉」に入浴する場合は、ここで料金を支払います。
素晴らしい景色も残念なこと
「白水湖」を紹介するブログなどでは、湖のほとりで水に触ったり…なんていう紹介がされていました。ですが、ほとりまで続く道はなんと「関係者以外 立ち入り禁止」に。せっかくの美しい湖に近づけないという、なんと微妙な…というのが正直なところです。なんらかしかの事情があるのだとは思いますが、期待していただけに少々ガッカリ。
白水の滝
「白水レイクサイドロッジ」でコーヒーを飲み、白水湖をしばし眺めたらまたクネクネ道を戻ります。せっかくなので途中にある「白水の滝」へ立ち寄ることに。駐車場から歩くこと数分。展望台に到着すると、白水の滝が目に飛び込んできます。少し距離があるものの、なかなかの迫力です。
ひとしきり撮影したら、再び山道を数分歩いて駐車場へ。Mk2にまたがり白川郷の展望台に寄って家へと戻りました。