バイクに荷物をガッツリ固定するのに便利なロックストラップ
パニアケースやキャリアが装着されていないバイクに荷物を積むのは神経を使います。下手に固定して走行中に荷物が落ちようものなら、大惨事ですからね。今年、荷物を固定するのに使ってみて「これはいい!」と感じたのが、ロックストラップというものでした。
・EASY:どこにでも使える自由度、素早く簡単に固定できる設計
・TOUGH:米軍採用実績の高品質、世界的冒険家も愛用する信頼性
・SAFETY:小さな力でしっかり固定、解放時も跳ね返らない
ROKstrapsにはいくつか種類があり、僕が購入したのは「MOTORCYCLE/ATV」用のもの。他にも「SCOOTER」、「BICYCLE」、「DOGS」などがあります。主な違いは使用上限耐荷重が変わるということ。バイクの荷物を固定するのに使うならば、「MOTORCYCLE/ATV」用をがやはりベストでしょう。
キャンプツーリングの荷物をロックストラップで固定する
実際に固定してみます。ロックストラップを使う前に、まずは100均(DAISO)で売っている滑り止めシートを敷きます。カッコよさそして質感とのトレードオフとでもいいましょうか、KZ1000Mk2に装着している鞍シートは少し滑ります。とはいえそのカッコよさに心底惚れているので、少し滑るぐらいは個人的にまったく問題なし。けれど、荷物が滑ってずれると具合が悪いのでその対策として大きな荷物を積む場合にはこのシートを敷いています。
ロックストラップは車種によってかけられる部分が異なりますが、僕の場合はサイドグリップにかけています。米軍に採用された実績があるだけに質感もいいですし、なによりちょっとやそっとじゃ切れない頑丈な感じが好印象です。
その後、×になるように2本をかけて、ギュっと締め上げておしまいです。簡単すぎです。以上で大物のバッグ1つが固定できました。
ちなみにこのバッグはPatagoniaのブラックホール・ダッフル55L(68×40×30cm(高さx幅x奥行))。完全防水ではありませんが、少し濡れる分には問題ないですし、なにより軽く、そして荷物がたくさん入るので重宝しています。
大きな荷物の上に、更に荷物を積む
僕の場合ですが、ブラックホール・ダッフル55Lだけだとキャンプツーリングに必要なすべての荷物は収まりません。なので防水性のリュックをその上に重ねています。ここでもロックストラップを使いたいところですが、残念ながらまだ2本しか持っていないので、デイトナ製のストレッチコード(ゴムひも)を使って固定しています。
荷物を載せ終わったら、前後左右に強めにゆすってみてずれる気配がなければOK。逆に少しでもずれると不安しかないので、運転も楽しめませんし、なにより荷物が落ちたら最悪なので、ちゃんとすべての部分にテンションが強くかかっているか確認しています。
ネットタイプより、ロックストラップの方がカッコいい!?
今まで荷物を積むときは、ツーリングネットを中心に使っていました。全てを包む感じになるので大きな安心感が得られますし、便利ではあるのですがロックストラップの方がちょっとカッコイイ気も…。荷物を固定するものにカッコよさを求めるのもあれですが、シンプルで気に入っています。
ロックストラップ、Zに荷物を積む機会が多い人にオススメです♪