冬のバイクには、「電熱ウェア」が欲しい!
昨年からちょっとづつ考え始めていた「電熱ウェア」。既に着用している方々から「超オススメ、金額以上の価値は間違いない!」と聞きつつもなかなか高額の為、躊躇していました。しかし、諦めきれずクリスマス&来年の誕生日プレゼント前借りという都合の良い理由を発見し購入を決意!
Warm and Safe社の「電熱ウェア」に決定!
国内、国外と、様々なメーカーから電熱ウェアが発売されているので、どれにするのか結構悩みました。周りの方々で一番多いのが「Heat Master」。以前は「Heatech(ヒーテック)」と呼ばれていたウェアで、デザインや性能などとても評価が高いものです。名前が変わったのはユニクロのヒートテックに似てるから?なんでしょうか・・・。
で、右に倣えで、Heat Masterのものにすればいいものを、あえて違うところにいってみたいのを抑えられず「Warm and Safe」社のものを選びました。最大の理由はグラブやパンツなどの拡張性に優れたことに加え、近所のハーレーショップで試着できたからです。こういうのってサイズ感がなにより大事ですからね。それにハーレーの正規ディーラーで取り扱っているのだから信頼性もきっと高いはずというもくろみです。
「Warm and Safe」HPより一部抜粋
- 1993年より、オートバイ・スノーモービル用の電熱服等の電熱ヒーテッド・グッズの製造販売を続けている、米国の専門メーカーです。
- 品質にも定評があり、すでに全世界で15万人以上のライダーに愛用されています。
- 米国イリノイ州の警察や北欧スウェーデンの白バイ警官にも正式採用されています。また、多くのオートバイメーカーや各種用品メーカーにもOEM提供をしています。
- 本革グラブを除くすべての製品(ヒーテッド・ジャケット、ベスト、パンツ、ソックス、インナーグラブ)は、雨天時の使用はもちろん、洗濯も可能です。
【2021年3月追記】僕が購入した2011年のものは温度のコントローラーが配線で繋がっています。しかし今ではなんと「ワイヤレスタイプ」もあるそう。すっきりして使い勝手がいいはず。
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Warm and Safe社の「電熱ウェア」を購入!
ハーレーのディーラーで買ってきました。これで、コタツに入っている気分でバイクに乗れるはず。
「電熱ウェア」と車体を繋ぐ
配線は本体のバッテリーに繋ぐだけなので、とても簡単でした。ジャケットに繋ぐケーブルは、サイドカバーのちょうど切れているところから出して、タイラップでとめました。
「電熱ウェア」をまとい、冬の夜の街へ
「これで劇的に冬場のツーリングが辛くなくなるはず!」と思うと、いてもたってもいられず早速の試乗へ。
「うっひょー!マジあったかーい!まるでコタツの中にいるようで、指先が全然痛くな~い!うひょー!」
なんて脳内でいいながらテンション高めで都内を巡ります。しかし、家に着く数十メートル手前で・・・
「プスンッ…」
まさかのバッテリー上がりっ!
旧車の発電量には少々厳しかったようです…。幸いなことに家まで押せる距離だったので、なんとか帰宅。
「電熱ウェア」でバッテリー上がりを防ぐために
電熱ウェアを着用する度にバッテリーが上がっていたんじゃ安心してバイクに乗ることができません。そこで、ちょっと試してみました。
【バッテリー上がり前】
電熱ウェアにスイッチ入れる→エンジンかける→走る→エンジン切る→電熱ウェアのスイッチを切る
から
【バッテリー上がり後】
エンジンかける→少し走る→電熱ウェアにスイッチ入れる→走る→止まって電熱ウェアのスイッチ切る→エンジン切る
へと順序を変更。そうしたら、しばらく走っても大丈夫でした。
エンジンがかかっていない状態でスイッチが入っているのは、ほんの数十秒でしたが、それでもそんなに電気を食うのかな? Mk2のバッテリーが14Ahで、電熱ウェアが最大9.5A。となるとMk2の走行に4.5Aを使ってるということ?むむむ、まったくワカラナイ…。という若干の不安が残るデビューでしたが、現在はMOSFETレギュレーターへ変更し、ヘッドライトをLED化したことからバッテリー上がりの症状は出ないようになりました。
「電熱ウェア」は買い!
僕の場合はバッテリー上がりなどありましたが、対策すれば旧車でも使えるものですし、それこそ現行車であればまったく心配せずに電熱ウェアを使うことができるでしょう。これのなにが良いって、冬場だけでなく春や秋など、少し薄着になったときにも以外と出番が多かったりします。着なくても1枚持っているだけで、安心感が全然違います。迷っているの背中を押しましょう「買いです!」。